○湿度・温度管理を心掛けましょう

　ピアノの部品のほとんどが木やフェルトで出来ており、

　温度や湿度の影響で膨らんだり縮んだりを繰り返します。

　そのため、鍵盤の動きに影響が出たり、響板に亀裂が入る又は割れるなど

　様々な支障が出る事があります。

　これらの対処法として、

 　夏季は除湿機、冬季は加湿器で湿度を50～60％に調整することが理想的です。

また急激な温度変化により内部が結露してしまうとカビなどの原因になったり、

　可動部品に様々な影響が出るため

　湿度管理されたピアノは調律も狂いにくく、

　外装及び内部のパーツが長持ちします。

　こうして日々管理することで、消耗を抑えることが可能となり

　ピアノの性能の維持につながります。

そしてそれらの積み重ねは今日のピアノの状態を表している事でしょう。

ここまでは、ピアノのコンディションを長持ちさせるために日々のケアや考え方をご説明させていただきました。

そんなの今から間に合わない！

ここからは今から出来る事を解説します。

長年放置していたピアノも多分大丈夫!

ピアノを売るときに今から出来る事！

ピアノ調律師は痛いところを教えてくれない物言わぬピアノと向き合う時、

目の前の不具合の理由や今後の可能性を考えます。

このメーカーのこの年代はここが壊れやすい、などの経験のデータをベースに

修理の必要経費を算出し、

売れやすいモデル(サイズや価格)を参考に

アレをコレして…ソレがアーなって…

いろいろ考えて

プロが弾いても遜色ない様に！

長持ちする様に！

音色を揃えて！

などのいろんな作業を施し、新たな環境で末永く使い続けてもらいたい

そんな気持ちを込めて

買い取らせていただいたピアノを日々送り出しています。

大手のピアノ買い取り業者さんに比べると多分買い取り額は安いです。

なぜなら

弊社では買い取らせていただいたピアノをそのまま転売することはありません。

修理や調整を必ず行い、調律をして新しい環境に送り出します。

つまり買い取ったピアノに職人が仕事をすると人件費がかかります。

その人件費をそのまま販売価格に上乗せ・・・

なんてことをしたら中古ピアノは高額になってしまいます。

末永く使い続けて貰える様に技術者が仕事をしたピアノを次の世代に提供したいという信念の元、

社員それぞれが工夫し続ける事を大切にしています。

そのためには、調律師同士がもっとこうしたいという技術を持ち寄って高め合う場所

がなければならないと考えております。

そして、その環境を自分たちが作り出せれば、今まで培ってきた技術とともに関わってきたピアノその物や個人の想いを後世に残せるのではないかと考えております。

お売り頂くピアノを実際に見せていただく日時など、

お電話またはメールでお伝えください。まずは査定にて金額をご提示いたします。

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査定にて金額の決定後、見積書をご確認頂きます。

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見積もり内容にご了承いただいた後、運送日の打ち合わせ。

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弊社工場へ納品後、買取金額のお支払いになります。

迅速に対応させていただきます。ご相談ください。

 Q：買い取ってもらったピアノは、海外に行ってしまうの？

A：弊社では、率先して中国などの海外輸出は行っていません。

国内のお客様にこの先何十年もお使いいただけるように再調整作業を行い、

新たにピアノ習い始める方からピアノ演奏を生業とされる方まで幅広くご利用いただいております。

買い取らせていただいたピアノは日本国内で日本のピアノを演奏する皆様を、陰ながらお力添えしたいと考えています。

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